ネーム交流会に参加しました

東京ネームタンクさん主催のネーム交流会に参加しました。オリジナル、二次創作問わずネームを持ち寄り、自由に読んで感想を書く…というシンプルかつ贅沢なイベントでした。参加者は180名。つまり180本の作品のネームを読み放題という。ネームと冠していますが、完成原稿でも参加OKでした。ということで、南無ずっきゅんの1話と最新話となる5話(ページの上限があるため、途中まで)を持って行きました。ほかに適切な作品がない。


コミティアでは毎回何かしら発見があるのですが、サークル参加数は年々増加、サークル参加はひとりですることが多く、買い手としてゆっくり他のスペースをまわるのは難しい現状。今回はいち読者としていろんな人の作品をたくさん読みたい!という思いからの参加でした。


どの作品もネーム段階で読み応えたっぷり、思いのこもったエネルギーあふれるものでした。全体的にめっちゃレベル高かった。商業作家さんもいらっしゃり、お仕事で漫画を描いている方の貴重なネームを拝見できる機会でした。すごかった…。ネームなのに人物の顔が判別できる…。というかみなさんネームがとてもきれいだった。マジかよ。こちとら棒人間難読みみず文字なのに。


参加者は受講生の方が中心だったようです。ネーム講座を受講したら私でもこのレベルまでクオリティがあがるかしら!?と思いました。いつもすぐ席が埋まってしまうので、なかなか受講にこぎつけないのですが…。
追記:確認したら動画の講座もあるみたいです。マジか…いつのまに…

 

個別の作品の感想については、ちらほらTwitterでつぶやいています。時間内にすべての作品を読むことができず、心残りです。当日は風邪でグロッキー状態でした。午後はもうろうとしていて、作品を読んでも内容がわからない、感想が書けないという…。名刺も忘れたし…(印刷所に刷ってもらったのに)。何をしに行ったんだ…。
健康は大事だとかみしめた。あと京急蒲田駅でかい。広い。きれい。かっこよかった。

 

昔、コミティアの出張編集さんに「漫画とは、感情のメディアなんですよ」と言われました。今回のイベントは、そのことを思い出しました。何に対してであれ、作者の持つ感情の大きさに比例して、作品もエネルギーを持つのかなと。だから萌えは大事だ、ということなんでしょうけど…。
私には正直、萌えが何なのかわからないのです…。ネーム交流会の机上にあるすてきな作品に比べて、自分の作品には比肩するだけの「萌え」「エモさ」があるのか?というと、うーん…。そもそも感情は何を基準にはかればいいのか、わからない…。
やはり伝え方の問題なのか。講座、受けようかしら。その前に問題がひとつ…。

 

実は1ヶ月弱、あまり自分の創作に関わる絵を描いてません。

よそさまとの合作作品に関わるものは、優先して描きました(今から思うと、本当にそうしてよかったです)。
というのも、ずっと体調不良で、あまり創作活動ができませんでした。風邪がなかなか治らないと思っていたら、先日高熱が出たあとに手足に発疹が…。手足口病に感染していました。発疹がかゆくて痛くて…。手足口病には特攻薬がないので、経過観察するしかないそうです。つまり痛みに耐えるしかない。ぐぬぬ…。足裏にできた発疹がひどい場合は、這って移動することになるそうです。怖い。早く治ってほしい。
そんなこんなで、いつになったら創作できるかなという感じです。絵を描く速度もいつもよりかなり遅い(通常時でも遅筆なのに…)。講座を受けるとしても、まずは体調を元に戻さないと。

 

11月のコミティアは間に合うだろうか…。やりたいこと、描きたいものはたくさんあるのですが。体調と生活を優先して、秋のコミティアはお休みになるかもしれません。新刊は出せなくても、何かグッズだけでも…出したいな。でも何を作ればいいのか、さっぱりアイディアが浮かびません。もし何かご要望がありましたら、下記までお寄せください。参考にさせてください。marshmallow-qa.com

 

さて、最後になりましたが、COMITIA129のスペースが確定しました。

「うたかたのゆりかご」はM10bに配置されました。当日は、新刊「南無ずっきゅん5」、既刊「恋のおさかな天国」「南無ずっきゅん4」(残部僅少)「南無ずっきゅん総集編」「くだんのはなし」、委託はnana緒さんの「マンガで分かるたのしい房中術」を持って行く予定です。

↓が新刊表紙です。

新刊はオレンジ工房さんのアイスクリームPPセットで作りました。

表紙はエスプリVエンボスくも、波のような模様があります。きれいに印刷していただけました。ありがとうこざいます!本文は上質紙に青インクのソーダ。海が舞台の、バトル寄りのお話です。写真撮るのがへたくそでボケボケ…。すみません…。

8月のコミティアまでには体調を治したいと思います。